皐月・五月・植物
こんにちは。歯科医師の齊藤です。
ツツジの開花もそろそろ終わりを迎える頃となりましたね。
旧暦で5月を「皐月」と呼びますが、これは「皐月躑躅(さつきつつじ)」の開花の時期だからと言われています。(諸説あるようです)
ツツジは日本に自生する植物で、古くから観賞の対象となっていたようです。
現存する中で、最も古いツツジは樹齢800年だそうで、これは鎌倉時代に相当します。すごいですよね。
時空を超えて’美しさ’が語り継がれているようでロマンを感じます。
さて、近頃、話題になっているNHKの「らんまん」をご存知でしょうか?
この主人公: 槙野万太郎のモデルとなったのは、自らを「草木の精」と呼んだ牧野富太郎さん。
「日本の植物学の父」として、日本の植物学の基礎を築いただけでなく、植物の魅力をより多くの人に知ってもらうために、彼はその生涯を植物に費やしてきました。
彼が作った植物図鑑に描かれている草木は、とても精巧で緻密に描かれているため、今でも研究者たちの参考となっているようです。
そんなドラマの影響からか、最近よく周りに自生している植物たちを観察するようにしています。
生命力に溢れた木々には、葉が生い茂り、花も芽吹いています。
緑色を呈した葉は太陽の光で輝きを増し、生き生きとし、風になびくことで、葉が擦れるリズミカルで爽やかな音が聞こえてくるのですが。
そんな植物たちの生命力を目の当たりにすると、自らも頑張らねばと鼓舞されます。
変に装うことをせず、人としてのあるべき姿とは何なのか。
道端に生える草木のように、強くて、美しい、人間に成長しようと思った今日この頃でした。
え?何か歯医者っぽくない話題で怖いんですけど。
いやいや。
ブログは、働いているスタッフの人となりを知ってもらうのに、とても有効なツールですからね。
患者さんに有益な情報も、もちろん発信していきますが、こういった雑記を書くのも一興かと。
それでは、今日はこの辺で。
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