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「プラーク(歯垢)が付着しやすい人、そうでない人」

皆さんこんにちは。歯科医師の齊藤です。


今日は歯肉炎や歯周炎を引き起こすプラーク(歯垢)についてお話ししたいと思います。


我々が日々臨床を行なっていると、プラークが付着しやすい患者様と、そうでない患者様がいらっしゃいます。


これはいったい何故だと思いますか?


実は、お口の中の環境によってプラークが付着しやすくなってしまう要因があるのです。


その要因は、以下の4つと言われています。

①グラム陰性桿菌の種類が多い

②ペリクル(唾液由来の無色透明の薄いタンパク質の薄い被膜)中のグルタミン酸が多い

③歯と歯肉の接触面積が大きい

④歯肉の炎症を認める


専門的でわかりづらいかもしれませんが、つまりお口の中の細菌の種類や、唾液に含まれるタンパク質の量、お口の大きさや歯の大きさなどが関与してくるのです。


この要因に当てはまる人ほど、プラークは付着しやすくなります。


しかし、臨床ではプラークが付着しやすい人とそうでない人を区別して対応しているわけではありません。


結局のところ、プラークの形成が遅くとも早くとも、プラークを徹底的に除去すればお口の健康を保つことができるからです。


そのプラークを徹底的に除去するのはいったい誰なのでしょうか?


それは我々歯科医療従事者ではありません。


我々は不適合な被せ物や歯石など、患者様が除去することができない環境を改善することはできます。


しかし、日々お口の衛生状態を良好にして頂くためには、患者様一人々の自助努力が必要なのです。


この患者の自助努力なしには、患者様の「健口」を維持することは難しいと言えるでしょう。


我々歯科医療従事者は患者様のモチベーションを維持するために、様々なアプローチ方法を駆使していきます。


日常的なケアでお困りの時は是非とも我々に質問してください。

より良い方法をご提案させて頂きます。


インターネット上では様々な情報が溢れており、時には我々がわからない情報もあるかもしれません。


しかし、その際には我々も勉強して、より有益な情報を患者様にフィードバックさせて頂きますので、一緒に「健口」の意識を高めていきましょう!!


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