狭山市広瀬のペンギン歯科クリニックは小児歯科を中心にした地域密着型の歯医者です。

  • 診療時間9:30~13:00/14:30〜18:30
  • 休診日金曜・祝日

  • 日曜日も診療
  • 駐車場あり
  • 託児サービスあり
  • キッズルームあり
歯科衛生士募集中!!ペンギン歯科で一緒に働きませんか?
歯科衛生士募集中

04-2900-0418(マルヨイハ)

埼玉県狭山市広瀬2-37-2 高橋ビル1F

ペンギン歯科ブログ

ブログ

赤玉スィートワイン

皆さんこんちには。
歯科医師の齊藤です。

私は予防接種の消毒の際に用いるアルコール綿で肌が真っ赤になってしまうほどアルコールが体にあいません。

そんな私が、先日スーパーで「赤玉スィートワイン」を購入しました。

「赤玉スィートワイン」は、大正の終わりから昭和にかけて、葡萄酒市場の60%を占めた、戦前の日本の国民酒になった大阪発祥の伝統ある一品です。

もともと「赤玉ポートワイン」という名前でしたが、1973年にポルトガルから「ポートの名を使わないで」とクレームが入り、それ以降「赤玉スィートワイン」という名前になったそうです。

アルコール度数14%と高いのですが、アルコールとは思えないほど葡萄の甘さが際立っていました。

さて、この「赤玉スィートワイン」は『夜は短かし歩けよ乙女』という小説の作中に登場してきます。

この小説は森見登美彦さんの長編恋愛ファンタジー小説で、2007年本屋大賞で受賞し、映画化もされました。

この長編小説、京都を舞台に好奇心旺盛な黒髪の乙女に恋する先輩が、なんとかして思いを伝えようとするのですが、数々の珍事件に巻き込まれ阻まれてしまいます。

その中で黒髪の乙女が還暦を迎えたおじさま達に「赤玉ポートワイン」をなみなみと注がれるシーンがあります。それを美味しそうに飲み干す黒髪の乙女。いくら飲んでもまったく酔いません。

そんなシーンに惹かれ、私も赤玉スィートワインを買ったのですが、まぁ見事に酔っ払ってしまいました。
それもコップ1センチぐらい注いだワインをソーダで割って飲んだのに。

味は美味しいのに、アルコールに勝てないこの体質に嫌気がさしてしまった一日となりました。

おしまい。

(『夜は短し歩けよ乙女』の表紙デザインはアジアンカンフージェネレーションのアルバムデザインも担当している中村佑介さん、映画化された先輩役の声優は星野源さんが担当しています。)
赤玉スィートワイン 赤玉スィートワイン
カテゴリー
アーカイブ

ペンギン歯科クリニック